KIDS

お子様の診療・矯正

こどもの虫歯治療

damage_00
お子様の虫歯は、痛いなどの症状だけでなく、歯並びや大人の歯に悪影響をあたえてしまう恐れがあります。

そのため、虫歯になってしまったら、早めに治療することをおすすめします。

かわべ歯科では、再度虫歯になりにくい細菌レベルでの虫歯の治療はもちろんのこと、その後、他の歯が虫歯にならないように予防ケアを徹底させています。


乳歯の虫歯に関係するのは主に乳歯のエナメル質と象牙質(ぞうげしつ)、歯髄(しずい=神経)とよばれる部分です。

damage_01

エナメル質

歯の頭の外側にある最も硬い部分です。目で見える白い部分がエナメル質です。
乳歯の場合は永久歯と比べるとやや白さが高いです。

象牙質(ぞうげしつ)

歯の大部分を構成し、外側から見てエナメル質に次ぐ部位です。
エナメル質よりも軟らかいため、ここまでむし歯が進行してしまうと進行が早くなります。
特に乳歯の場合は、大人の歯と比べると象牙質の部分がうすいので、すぐに歯髄(しずい)とよばれる部分に
虫歯が達して、痛くなる場合があります。

歯髄(しずい)

歯のほぼ中央にある空洞(くうどう)部分です。
この歯髄には、神経と血管がはいっており、ここにむし歯が進行すると、痛みを起こす場合があります。
乳歯の場合、この歯髄の部分がとても大きいので、虫歯が進行すると痛くなりやすいのです。

乳歯の虫歯の進行具合で治療方法が変わってきます(乳歯の虫歯の進行度表)
 

乳歯う蝕前病変(にゅうしうしょくまえびょうへん)(COしーおー)

damage_02
 
要観察歯(ようかんさつし)ともいわれる、
チョークのような白くにごったような部分がある状態です。

保育園や幼稚園、学校の健診でもこのCOという記号が使用されます。

乳歯う蝕前病変(C0)の特徴3点

1 痛みやしみるなどの症状は全く無いです
2 天然の歯の色よりもチョークのような白く濁った部分が発生します(ホワイトスポット)
3 虫歯の穴はこの時点では存在しません

乳歯う蝕前病変(CO)の検査・処置治療法7点

1 レーザー診断器(ダイアグノデント)で乳歯の虫歯の進行度の検査をする
2 歯科医院でのクリーニングでお子様のお口の中の細菌数を減らす
3 お家でのホームケアと仕上げみがきを徹底させて細菌数を減らす
4 フッ素を乳歯の表面に塗る(進行予防)
5 お口の乳酸菌サプリメント(子供用)で細菌のコントロールをする
6 おやつや飲み物などの食生活を分析し、改善させる(糖質コントロール)
7 子供の口呼吸をなおす

乳歯う蝕前病変(C0)の注意事項3点

1 この乳歯う蝕前病変はしっかりとお口の中の環境を改善すれば自然に回復する可能性があります。
  絶対に削られないようにしてください。
2 健診などで探針(たんしん=歯医者さんの針のような道具)などで引っ掻くこともむし歯を悪化させる
  恐れがあります。
3 フッ素塗布は大人の歯と比べてとても効果的です。
 

乳歯エナメル質の虫歯(C1しーわん)

damage_03
 
歯の外側のエナメル質に進行したむし歯のことをいいます。
この時期の乳歯虫歯は対策次第でCOに戻る可能性があります。

乳歯エナメル質う蝕C1の特徴2点

1 乳歯のみぞの部分が茶色い色や黒い色になります
2 痛くなったり、しみたりという自覚症状や他発症状はほとんどないです

乳歯エナメル質う蝕C1の検査・処置治療法8つ

1 レーザー診断器(ダイアグノデント)で乳歯の進行度の検査をする
2 歯科医院でのクリーニングでお子様の細菌数を減らす
3 お家でのホームケアと仕上げみがきを徹底させて細菌数を減らす
4 フッ素を歯の表面に塗る(進行予防)
5 お口の乳酸菌サプリメント(子供用)で細菌のコントロールをする
6 おやつや飲み物など食生活を分析し、改善させる(糖質コントロール)
7 麻酔をせず、プラスチック材料(ダイレクトボンディング)でつめる
8 虫歯の表面に歯科材料(サホライドなど)を塗って虫歯の進行をとめる

乳歯エナメル質う蝕C1の注意事項

1 乳歯の再石灰化(さいせっかいか)も期待できる可能性もあります。
2 この時期の虫歯は治療するとき、痛くなる事が少ないため麻酔は必要としないことが多いです。
 

乳歯象牙質に進行した虫歯(C2しーつー)

damage_04
虫歯が象牙質というエナメル質の先に進行した状態です。

象牙質はエナメル質と比較すると軟らかいため、エナメル質の虫歯よりも虫歯のスピードが早くなります。子供が「痛い」「しみる」などの症状があったり、大人の方が見て穴があいていると確認できるのが、この時期からです。

乳歯象牙質に進行した虫歯C2の特徴5点

1 症状がほとんど無い場合もあります(虫歯の進みがまだ浅い場合)
2 虫歯が進むと冷たいものでしみることがあります
3 虫歯の進行がさらに進むと触れたり、冷たいものを食べたり、飲んだりしたときにズキズキとした痛みを伴う
  場合があります
4 レントゲン像でもこの時期の虫歯ははっきりと像がみえてきます
5 表面の虫歯よりも中の虫歯が進行している場合があり、表面の虫歯が小さいからといって過信は禁物です

乳歯象牙質に進行した虫歯C2の検査・処置・治療法7点

1 レーザー診断器(ダイアグノデント)で乳歯の虫歯の進行度の検査をする
2 歯科医院でのクリーニングでお子様の口の中の細菌数を減らす
3 お家でのホームケア、仕上げみがきを徹底して細菌数を減らす
4 お口の乳酸菌セラピー(お子様用)で細菌のコントロールをする
5 進行を止める歯科材料を塗ってむし歯の進行を抑える(サホライドなど)
6 むし歯を取り除いて白い樹脂材料をつめていく(ダイレクトボンディング法)
7 おやつや飲み物などの食生活を分析し、改善させる(糖質コントロール)

乳歯象牙質に進行した虫歯C2の注意事項

この時期の虫歯は進行スピードが早いため、「進行を止める」治療から「虫歯を取り除く」治療がメインになります。
乳歯の場合は象牙質が大人の歯と比べて浅いため、早めの治療が必要です。

乳歯の場合は、型取りをする治療はまれです。
その日のうちに虫歯を取り除いて樹脂材料をつめる方法(ダイレクトボンディング法)が一般的です。
 

歯髄(しずい)まで進行した乳歯虫歯C3(しーすりー)

damage_05   damage_06

歯髄(しずい)とよばれる歯の神経まで虫歯が進行している状態です。
何もしなくても「痛い」という症状があった場合にはこの時期の乳歯虫歯の恐れがあります。

歯髄(しずい)まで進行した乳歯虫歯C3の特徴5点

1 何もしないでも痛くなる症状(自発痛じはつつうといいます)があります
2 温かいものが痛くなることがあります
3 噛んだ時に痛くなることがあります
4 神経が死んでいる場合には痛みが出ない時があります
5 虫歯の歯の下の歯ぐきがはれて膨らむことがあります

歯髄(しずい)まで進行した乳歯虫歯C3の治療法

1 歯の神経をとる治療や歯の根の中をきれいにする治療をする
2 歯科医院でのクリーニングでお子さんのお口の中の細菌数を減らす
3 お家でのホームケア、仕上げみがきを徹底して細菌数を減らす
4 お口の乳酸菌セラピー(子供用)で細菌のコントロールをする
5 神経治療したあとに白い樹脂材料をつめていく(ダイレクトボンディング法)
6 おやつや飲み物などの食生活を分析し、改善させる(糖質コントロール)

歯髄(しずい)まで進行した乳歯虫歯C3の注意事項

まずは痛みをとることが必要な状態ですので、神経治療がメインとなります。
神経をとった後も、歯が細菌に感染されないように、お口の中の環境改善と、予防が大事になってきます。
 

乳歯の残根(ざんこん)C4(しーふぉー)

damage_07
 
 
むし歯が進行し乳歯の頭の部分がなくなり、根っこだけの状態です。

乳歯の残根(ざんこん)C4の特徴6点

1 押したとき、食べ物が当たったときに痛くなる場合がある
2 独特の匂いがあり、口臭が気になる場合がある
3 歯が欠けたり、割れたりする危険性が高い
4 冷たいもの、温かいものでは痛みはほとんどない
5 急に何もしなくても痛くなる場合がある
6 虫歯の歯の下の歯ぐきがはれて膨らむことがあります

残根C4の治療法2点

1 お口の乳酸菌セラピーで細菌のコントロールをする
2 食生活を分析し、改善させる(糖質コントロール)
 

かわべ歯科でのむし歯治療の特徴9つ

1 治療の前には必ず歯科衛生士が治療前クリーニングをして、細菌の少ない状態にしてから治療します。お子様の
  お口の中の環境が悪い場合や、汚れが多い場合はお子様の将来のためにも治療を延期する場合があります。

2 歯医者さんでの患者様が一番嫌な音「キーン」という音がする「タービン」を一切使用していません。

damage_08
お子様の中でも歯医者さんの「音」が苦手と言う方は少なくはないと思います。あの音はタービンという歯を削るために使用する器具で、空気の力で高速回転させるときに出る音です。またタービンの場合回転数は細かくコントロール出来ないため、削りすぎてしまうデメリットも有ります。

かわべ歯科ではタービンは一切使用せず全て5倍速コントラアングルという器具を使用することにより、あの嫌な音がほとんどでないので、お子様にも安心して診療を受けていただけます。また5倍速コントラアングルの特徴は回転数が細かくコントロールできることで、削りすぎなどの危険性を低くすることが可能です。

3 むし歯の部分だけを取り除いて、健康な歯を削らない超音波(ちょうおんぱ)でむし歯を取り除く機械も使用して
  います。

damage1  damage2

かわべ歯科ではドイツのカボ社のソニックフレックスエアスケーラーを使用して超音波の振動で虫歯を取り除いていく治療をしています。この超音波器具の特徴は健康な歯を極力削らずに虫歯が除去できることと、歯に対するダメージが少ないので、痛くなりにくく、麻酔を使用しないで治療ができる場合があることです。なるべく歯の神経を刺激しないことが治療後に痛みが出ることを防ぐカギとなります。

4 口腔内カメラというお口の中を撮影するカメラをつかい、患者様の目の前の大きなモニターで治療経過と治療後の
  状態の説明をしていきます。

治療で保護者の方が不安に思うことの1つに「どんな治療をしたのかがわからない」という不安があると思います。

かわべ歯科では記録保存できる口腔内カメラとよばれる、お口の中を撮影する機器を使用して患者様に治療経過と治療結果を実際にモニターで見ていただくことができます。手鏡(てかがみ)では口の中は、暗くて小さくてあまり治療した部分や歯の状態などの確認ができませんが、大きなモニターを使用してお見せしますので、お子様も保護者の方も「見える安心」のある治療を受けていただけると思っています。

damage_09

5 治療時には拡大鏡(かくだいきょう)という歯を2.5倍〜8倍大きく見るゴーグルをつけて診療しています。

歯の大きさは大きくても直径1センチ前後です。裸眼では見える部分に限界があり、治療の成功率に影響してしまいます。かわべ歯科ではお子様の診療でも拡大鏡とよばれる歯を2.5倍見えるゴーグルを使用して細かい歯の治療に対応しています。

damage_10

6 見て確認するだけではなく痛くないレーザーむし歯診断機(ダイアグノデント)を使用して目に見えないむし歯が
  残っていないか2重でチェックしていきます。

むし歯のチェックは目だけで確認すると、小さな虫歯を見落としてしまう危険もあります。そこでレーザー診断器をつかって目に見えないむし歯が残っているかをダブルチェックすることで、むし歯の取り残しを防いでいます。

damage_11

7 さらに7種類の大きさの手用切削器具を使用して、手の感触でむし歯が残っていないかも確認していきます。

機械だけでは、むし歯だけでなく、健康な歯にもダメージを及ぼす場合があります。そこで、細かい部分や歯髄(しずい)とよばれる神経に近い部分に関しては手用切削器具(エキスカベータ)を使用して、丁寧にむし歯の部分を取り除いていきます。
またこの器具ではむし歯と健康な歯との硬さによる判別ができるため、むし歯の最終確認にも使用していきます。

8 治療時に唾液(だえき=つば)や呼気(吐く息)の細菌が歯について感染しないようにラバーダム防湿や
  ZOO(ズー)治療を徹底しています。

治療中、治療している部位に細菌がつかないようにするには、細菌のいる唾液や吐く息が当たらないようにする必要があります。従来の簡易防湿(かんいぼうしつ)のようなワタを口の中にいれるだけの方法では、たちまち細菌がはいってしまう恐れが高いのです。またワタをいれる方法はお子様が間違って飲み込んでしまう危険性もあります。

そのため、かわべ歯科では唾液や吐く息などが治療部位に入り込まないように、ラバーダム防湿というゴムのマスクやZOO(ズー)という唾液と吐く息を常に吸う器具を使用して、細菌が入り込まないようにしています。

damage_12

9 麻酔注射の痛みを軽減させるため、体に優しい細い注射針を使用するだけでなく、姿勢をつかった痛みを軽減させ
  る体勢をとる等行っています。

かわべ歯科ではお子様の負担をなるべく少なくしたいという想いから、器具などは、注射針を33G(さんじゅうさんじ―)とよばれる歯科業界の針の中では最も細い針を使用したりするなど対応させていただいています。また注射時に、2回に分けて麻酔を行う方法や、姿勢を使って痛みを軽減させる体勢をしていただき、患者様の痛みの軽減に努めています。

お口のお悩みは早めに解決しましょう。
 お電話0537-36-1220
お子様の歯並びでお悩みですか?

お子様の歯並びでお悩みですか?