2018年10月10日

子供の歯並びが悪くなる原因は?

歯並びは、理由もなく悪くなることはありません。歯並びが悪くなる(歯列不正)の原因の多くがあごの成長不足によるものです。子供の頃のあごの成長不足は、将来大人の歯が正しく生えるのに必要なスペースを不足させてしまいます。

その結果、スペース不足の中、歯が無理に生え、歯並びがガタガタになります。アゴの発育がうまくいかないと歯並びだけではなく顔つきにも影響がでることがあります。

1あごがうまく成長できない理由は遺伝だけではありません

現代の子供の4人に3人は歯並びに問題があるといわれています。昔は歯並びが悪くなる原因は「遺伝」と考えられてきましたが、現在ではあごの発達障害による歯列不正も大きな原因となっています。

2あごがうまく成長しない原因は

  • ①舌の位置が間違っている

歯を動かすには約1.7グラム(一円玉1.7個分)の力が必要です。舌には最大500グラムの力があります。

舌は上のあごに正しく収まることで、あごの成長を助けてくれます。しかし、舌が下がっていると、あごはうまく成長しません。

  • ②口で呼吸している・鼻で呼吸ができない

お口で呼吸するクセがついてしまうと舌が上のあごにつきにくくなるため、結果的にあごがうまく成長しないことがあります。鼻詰まりがあり、鼻で呼吸することができないお子様は早めに耳鼻咽頭科に受診することをおすすめします。

 

  • ③まちがった飲み込み方をしている

「正しい飲み込み方」は舌がメインで動きます。「間違った飲み込み方」とは、飲み込み時に唇やほほ、顔などが動く、舌の動きが悪い、口をあけて飲み込むなどです。

1〜2回ではあごの成長に影響はないですが、1日の飲み込みの回数が約600回あるため、これが1週間続けば約4200回、1年続けば約22万回も行うことになるので、異常な筋肉の力であごの成長に影響がでることがあります。