子供の歯並びを悪くするクセにはどんなものがあるの?その1舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)

A.舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)とは?

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声を出す時、飲み込むときに、無意識に舌が前や横に突き出すクセのことです。
タングスラスト、異常嚥下壁(いじょうえんげへき)ともよばれます。

このクセの原因は以下の3つが考えられます。

①卒乳が遅くなってしまったため、授乳の飲み込み方(乳児嚥下・にゅうじえんげ)が残ってしまった。
※大人の飲み込み方と赤ちゃんの飲み込み方は舌の使い方などに違いがあります

②前歯が当たらない咬み合わせ(開咬・出っ歯など)になってしまうとそのすき間から舌が出ることがクセになってしまった

③こどもの歯が早く抜けてしまい、大人の歯が生えるまで時間がかかってしまう場合、そのすき間から舌を出すクセが身についてしまった
このクセの大変なところは、動きが一瞬で、口を閉じているときでも起こっているため、親御さんが発見しづらいことです。また、舌の正しい動きを知っている方が少ないため、何が正常で、何が異常なのかが判別しにくいところもあります。

B.お口の中への影響はある?

人間は、1日に約1500回飲み込みをしています。この舌突出癖があると1500回くらい舌が突き出し、歯を押すことになるので、上下の歯が開く状態(開咬)、すき間が多い歯並び(空隙歯列・くうげきしれつ)になる危険性があります。

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また、上下の歯並びの間に舌を挟んで発音するため、「さ・し・す・せ・そ」が「しゃ・しぃ・しゅ・しぇ・しょ」、「ざ・じ・ず・ぜ・ぞ」が「じゃ・じぃ・じゅ・じぇ・じょ」と舌足らずの発音になってしまい、発音がはっきりしなくなります。

C.対応方法はあるの?

幼稚園や保育園の時から出現することが多く、小学校になると少なくなることもあります。姿勢の悪さから影響することがあるので、正しい姿勢を心がけ、生活の改善をすることが大切です。

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矯正歯科での対処方法としてマイオブレースアクティビティを含めたMFT(エムエフティー)とよばれるお口の周りの筋肉の動きを改善させるトレーニングを行い、正しい舌のポジションや食べる・飲む時の舌の使い方を習得していただく方法があります。

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他には、タングクリブ装置といった舌を前に出させないように抑える装置をはめることもあります。

D.まとめ

①舌突出癖は3つの原因から出現することが多いです
②舌突出癖は歯並びに影響を与えることがあります
③舌突出癖は発音に影響を与えることがあります
④舌突出癖は姿勢の悪さと大きな関係があります
⑤舌突出癖を改善するにはMFTとタングクリブという方法があります

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