子供の指しゃぶりっていつやめさせるべきなの?歯並びに影響するって本当?

A.どうして子供は指しゃぶりをするの?

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参考資料では、赤ちゃんの時に母乳や哺乳瓶で吸っていたのが、ある時からなくなり、形が近い指を代わりに吸っているのではという考え方や、赤ちゃんは最初モノを認識する時に、口にいれたり、なめたりすることから、お口に手を入れた名残りという考え方、眠い、怒られた、お腹が空いた、遊んでほしいという欲求不満から指しゃぶりをすると精神的に安定するという考え方まで様々です。

しかし一方で、お母さんのお腹の中にいる胎児の時にも、指しゃぶりをしている画像が見つかったという報告があります。つまり、子供の指しゃぶりの原因は、はっきりとは解明されていないのが現状です。

B.指しゃぶりをやめる年齢は?

指しゃぶりは早ければ、生後2ヶ月から始まり、5歳ぐらいには自然に消えていくことが一般的です。歯科の観点からは乳歯が奥歯まで生え揃ってかみあわせが安定する3歳以降には指しゃぶり対策をはじめるのがいいと考えます(理由についてはCの項目で説明します)。

ただし寝る時に指しゃぶりをしているのであれば、長時間口の中に入れつづけることになるので、指を極力口から離してあげてください。

C.指しゃぶりが続くと将来何か問題があるの?

歯科の観点からでは、指しゃぶりをすると歯並びに影響がでる恐れがあります。

①歯と歯の間に指が常に入っている状態がつづけば、かみ合わせたときに、上の歯と下の歯を間にすき間ができてしまいます。(開咬といいます)

②うまく発音ができない・舌足らずになります。(サ行のように上のアゴに舌をつけて発音することが、舌が指しゃぶりで押さえられ、上がりにくくなるので言いにくくなります)

③長期間指しゃぶりが続くと、口が常に開いた状態がクセになり、口呼吸となってしまうこともあります。

D.指しゃぶりをやめさせたい。でもどうやって指しゃぶりをやめさせるの?

①指しゃぶりをするのを怒鳴ったり怒ったりする、「指しゃぶりをずっとしてると〜になっちゃうよ」と嘘をついて怖がらせると、かえって問題がおきることもあります。
指しゃぶりをしているところで叱ったりすると、子供が精神的に不安定になり、かえって指しゃぶりを続けてしまう場合もあるため要注意です。また指しゃぶりをすると〜になっちゃうよと大げさに伝えることや、嘘をついて怖がらせると、トラウマになってしまうこともありのであまりおすすめはできません。

②爪に指しゃぶり防止用のマニキュアを塗る
爪に塗る、害のない指しゃぶり専用のマニキュアです。透明なので違和感は少ないので子供が取ったりする恐れは少ないです。なめると苦味があるため、指しゃぶりをやりにくくさせます。

③指しゃぶり防止用の手袋をはめる
指しゃぶり防止用の手袋をして、お口に入れるとゴワゴワして指しゃぶりをしにくくさせる方法です。幼児の中には、すぐに手袋をはずしてしまうこともあるので、防止用の留め具がついているものもあります。
指に医療用のテープを巻くことで指しゃぶりを防止する方法もありますが、テープが小さく、誤って飲みこんでしまうこともあるので控えた方がいいと考えられます。

④指しゃぶりをしていない時にほめる
指しゃぶりをしている時に叱るのではなく、逆に指しゃぶりしていない時にほめてあげる方法があります。モノもいらず、すぐに始められる方法で、即効性はありませんが、子供さんたちが嫌がらない方法の1つです。

⑤口を閉じさせ鼻で呼吸することを習慣化させる
口が開いてしまうことで、口元がさみしくなりつい指しゃぶりをしてしまうこともあります。そのため、鼻で呼吸することを促して、口を閉じさせることで口が開くことが少なくなり、指しゃぶりを防止することもあります。

⑥医院、歯科医院に相談してみる
どうしても指しゃぶりがやめられない場合には一度医院や歯科医院に相談してみるのも手でしょう。歯科医院ではMFT(エムエフティー)とよばれるお口周りの筋肉を、効率良くトレーニングする方法を教えてくれるところもあります。

D.まとめ

①指しゃぶりは歯並びなど歯科的な問題があって、医科の問題はないと考えられがちだが、口呼吸になりやすくなることで医科的にも少なからず関係があると思われます。

②指しゃぶりは、叱ることでクセを助長させることもあるので注意が必要です

③指しゃぶりをしない時にほめる、鼻で呼吸することを習慣化させることで指しゃぶりへアプローチできる可能性があります。

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