キムクーチ先生予防歯科セミナー受講のご報告と新しい唾液(つばの状態)検査が開始されます

先日11月20日(日)に東京にて歯科医師のキム・クーチ先生(アメリカ・オレゴン州)の予防についての講演に参加してきました。1日で400人もの出席者がいるセミナーも稀なくらい混雑していましたが、予防に関してとても参考になりました。

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A.虫歯の1番の原因は虫歯菌ではなかった事実

今回の予防セミナーで印象的だったのは、虫歯の一番の原因はミュータンス菌などのバイキンではなく、唾液(つば)の量の減少によってお口の中の状態が酸性に傾き歯の表面が脱灰(だっかい)とよばれる歯が溶けてしまう現象を起こすことが海外ではわかってきました。
もちろんバイキンの数も影響はしますが、影響度合いは上から3番目だそうです。

1位 唾液(つば)の量の減少
2位 食べる頻度や回数、食べるものの質(酸性度の強さ、砂糖の量)
3位 ミュータンス菌などの虫歯に関係する菌

虫歯はバイキンの存在によって直接起きるものではなく、酸(さん)が原因です。
この酸は食事をする度に発生します、さらに食べ物だけでなく水以外の飲み物(コーヒーなど)でも酸性になってしまうのです。
その食事に砂糖が入っていれば、それが菌の栄養となり、その菌から酸がでます。つまり食事で酸性になっているのにさらに菌の酸で酸性になっている時間が増えてしまうのです。
その酸性になった口の中を中和(中性に戻す)のが唾液です。
しかしその唾液の量が少ないと中和に時間がかかり、酸性になっている時間が長くなってしまうのです。

B.唾液の量が少なくなる原因4選

唾液の量が少なくなる原因は大きく4つあります。

1つは全身の病気による影響(シェーグレン症候群、糖尿病など)
2つ目はお薬の副作用(副作用に「口渇」とかいてあるもの、カフェインやニコチンも当てはまります)
3つ目と4つ目はお口での呼吸(口呼吸)と食事の噛む回数が少ないことです。

1と2は予防しにくい原因ですが3と4に関しては今日からでも予防することができるのです。特に口呼吸は子供でも大人でもよく見られます。お口を閉じることから虫歯の予防してみませんか?

C.新しい唾液検査が導入されます。その特徴をお伝えします

とてもいいタイミングなのかもしれませんが、偶然にも今週11月24日から新しい唾液検査を導入することが決まっています。今回の新しい唾液検査では従来の唾液検査と違い、約10分で測定が可能になりました(従来の唾液検査では4日以上)。そのため即日に結果がわかります。さらに新しい唾液検査では従来の細菌の数や量だけでなく、唾液の酸性度や唾液の強さ、歯周病のリスク、口臭のリスク(アンモニアのみ)も測定が可能です。

検査表も患者さんにわかりやすいレーダーチャート(クモの巣グラフ)を採用し、結果に対して現在の状態や、これからの対策が詳しくコメントされていますのでおすすめです。

初診時(はじめての方)には1回分は従来通り初診料に含まれますので皆さんが安心して受けていただけます。またクリーニングなどで通院している患者さんは新検査は3000円(税別)で受けることができます。詳しくはスタッフにお尋ねください。

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