歯科用CTレントゲン撮影装置は歯科治療において非常に有用性が高いです

9月に入り、少しずつ涼しくなってきましたが、まだまだ熱中症などにはお気をつけください。先日、静岡市で根幹治療とよばれる歯の神経治療のセミナーを受講して来ましたが、そこでも、「これから歯科用CTが無くては神経治療などの歯科治療に限界が来てしまう」とおっしゃっていたほど、現在歯科用CTが歯科治療に大きく関わる可能性が出てきました。今回は、7月に導入した歯科用CTについてお話していきたいと思います。
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A.歯科用CTの普及率は?

歯科医院での歯科用CTの普及率は10%程度(10医院に1医院)といわれています。(2016年1月現在)歯科用CTは必要性や有用性を感じている医院は多いものの、実際導入しているところが少ないのが現状です。

B.歯の根の治療に現在は多く用いられています

歯の根っこの治療をしたのにもかかわらず、痛みや、違和感がなかなか消えない…こんな経験した方も多くいらっしゃるかと思います。このような症状は難治性(なんちせい)とよばれ、原因は様々です。

①歯の根っこの管でアプローチしていない部分が残っていた
②根の中の殺菌が不十分であった、または菌が入り込むすき間が残っていた
③歯が割れていた
④歯に穴があいてしまっていた
⑤歯周病と歯の根の炎症の同時併発

このような状態は、2次元のレントゲンでは奥行きがわからないため、異常な部分の周りの骨が健全だと健全と判断されてしまう場合もあり、なかなか発見されにくいのが現状です。歯科用CTの場合確実ではないにしても、2次元レントゲンと比べてそのような異常を確認できる可能性が高くなることは事実です。

C.親知らず抜歯の難易度の判断に用いられます

特に下の歯の親知らずを抜く前の診断としては有効です。下顎の親知らずを抜く際には、根っこの付近にある神経の管・下歯槽神経(かしそうしんけい)に親知らずの根っこが触れているか、または近接しているかが、難易度をきめる1つとなっています。2次元のレントゲン写真では神経の管が近接しているようにみえることも多いのですが、歯科用CTで撮影すると近づいていないことがわかることもあるので、このような診断をする時のツールとなります。

D.インプラント治療には必須となりました

現在、インプラント治療をしている医院では必須となっています。逆にCTがない医院でインプラントを受けるのは、検査不足の状態でインプラント治療していることになるので危険があります。

E.2次元のパノラマレントゲン写真では限界があります

2次元のレントゲンは全体をざっと検査することに関してはとても良い検査方法です。しかしながら、パノラマレントゲンやデンタルレントゲンでは異常な部分が、位置によっては骨や歯に隠れてしまったり、発見したとしても奥行きがわからないため、正確な位置を割り出すのは非常に困難でした。歯科用CTの場合奥行きまで像が見えますので、正確な位置がわかります。
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F.CTの照射量は?

歯科用CT1回あたりの被曝量は約0.1mSv(ミリシーベルト)です。この数値はどのくらいのレベルかというと 東京〜ニューヨーク間を飛行機で往復した時に自然に浴びる放射線被ばく量0.19mSvの約半分ほどです。1年間にヒト一人が日本で自然に浴びる放射線被ばく量は1.5mSvですので、歯科用CTはその約15分の1くらいのため、放射能を気にする必要はほとんどないと考えられます。
(他にも医科用CT約2.0mSvと比較しても歯科用CTは20分の1の照射量です)安心して、歯科用CTを受けてください。

G.歯科用CTの料金は?

初めての方には初診料に含まれていますので、別途料金が発生することはありません。また、通院中、クリーニング中の患者さんも、費用がクリーニング料金、治療費に含まれていますので、別途レントゲン代金が発生することがありません。
 

従来は歯科用CTと聞くと手術などの特別な治療で撮影するイメージがあったと思われますが、現在では虫歯や歯周病などの一般的な治療でも使用することが多くなっています。

 
 
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