口呼吸はカラダを疲れさせます

MRC(筋機能矯正)クリニックのかわべ歯科では矯正希望する子供にまず口呼吸のお話をします。それだけ口呼吸は歯並びにとっても、お口の中の環境にとっても、体にとっても良くないことだからです。

歯並びと口の中の環境が悪化してしまうことは前に説明させていただきましたが、「全身と口呼吸って関係あるの?」とギモンに思う方もいるかもしれません。そこで今回は口呼吸が身体にどんな影響を与えているかをお話したいと思います。

①口呼吸はぜんそくを引き起こす可能性があります。
人間には酸素は必要不可欠です。食べ物を食べない状態ではヒトは2〜3週間しか生きられません。水を飲まないと4〜5日で死んでしまいます。さらに酸素をすわなければ3分も生きていられません。それだけ酸素は重要です。

しかし二酸化炭素というと、皆さんそんなに大切じゃないと感じる方も多いかもしれません。最近は炭酸ブームもあって、身体にいいもの、お肌にいいものというイメージもついていますが、なくても支障はないとおもうかもしれません。

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空気中の二酸化炭素濃度は約0.03%なのに対してヒトの口からでる二酸化炭素濃度は約4.5%、体内必要量は6.5%これはヒトが体内で二酸化炭素を作っているのです。
呼吸をするとヒトは酸素を吸って二酸化炭素を出すことを理科で習った方も多いと思います。ただし、酸素から二酸化炭素になるまでにいろんな行程をおこなうので、二酸化炭素を作るには時間がかかります。

二酸化炭素は気管や血管の筋肉を調節することができます。気管や血管の筋肉は平滑筋といい、この筋肉は二酸化炭素濃度によって、収縮とゆるみが決まります。たとえば二酸化炭素濃度が少ないと平滑筋は収縮します。収縮するということは、気管や血管のホースの内側が狭くなります。

口呼吸の場合、浅くて早い呼吸となってしまい、二酸化炭素をつくる前にどんどん呼気として体外に二酸化炭素が放出されてしまい、体内の二酸化炭素濃度が下がります

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体内の二酸化炭素濃度が下がると気管の血管が収縮してしまい、呼吸するための管が細くなり、呼吸がしづらくなります。呼吸がしづらくなると呼吸の回数を増やします、しかし口呼吸のためどんどんまた二酸化炭素濃度を減らし、気管が収縮してしまうという悪循環になります。これがぜんそくです。
ぜんそくをお薬で治すことも多いですが、原因の口呼吸などを直さなければずっとぜんそくの危険性を背負わなければいけません。

また口呼吸で二酸化炭素濃度が下がり、血管の平滑筋が収縮することによって、血管に圧がかかり、高血圧や、心疾患につながるリスクもあるのです。

②口呼吸は身体を疲れさせてしまいます。
ヒトは酸素を取り入れると、酸素は気管を通って肺に行きます。肺から全身をめぐる血管という高速道路にのって全身に酸素がいきわたり一つ一つの細胞が生きることができるのです。
血管から細胞に酸素を渡すのですが、ここで二酸化炭素が橋渡しをします。
例えるなら、行きたい場所と今いる場所との間に大きな崖があり、行きたい場所に酸素という届け物をしなければいけない状況です。二酸化炭素が充分にあると崖にしっかりとした橋をつないでくれます、そうするといきたいところに酸素を届けることができますが、口呼吸をしてしまい体内の二酸化炭素濃度が下がると、橋の材料が充分でなく、グラグラした橋や、細い橋となってしまいます、すると酸素を届けるのに時間がかかり、うまく酸素がいきわたりません。
特に脳はとっても大切な細胞、そこに酸素がうまくとどかないと、目覚めがわるかったり、つかれたり、エネルギーがでなかったりといった症状がでます。(これをボーア効果といいます)

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口呼吸は百害あって一利なしの悪習癖(あくしゅうへき)です。昔は学校の先生がお口を開けていれば注意していたこともありましたが、今はお口を開けている子供が多く、注意されにくい状況となりました。だからこそ、家庭内でしっかりとゆっくり鼻呼吸をさせることを教えてあげてください。
お子さんの将来のためにも口呼吸をやめさせてくださいね。

 
 
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