ちょっと口を閉じただけの運動では口呼吸の対策にはなりません

ちょっと口を閉じただけの運動では口呼吸の対策にはなりません。

口呼吸はむし歯の原因にもなったり、歯並びを悪くしたり、顔つきを悪くしたりと百害あって一利なしの悪いクセです。
ただ、口呼吸しているお子さんや、大人の方は好きで口呼吸しているわけではないことは十分承知です。皆さん、できることなら口呼吸を治したいと必ず思っているはずです。

これをできなくさせている原因は鼻呼吸ができにくくなっていることです。
花粉症や風邪などで鼻水がせきとめてしまったりして鼻の呼吸がしづらくなると、口で呼吸するほうが楽なのでついついお口で呼吸をしてしまいます。しかし、そのついついが頻繁に続くと癖になってしまい鼻水がでていなくてもお口で呼吸をしてしまう悪循環に入ってしまうのです。

もちろん「鼻水が出なきゃいい」「花粉症にならなければいい」だったら簡単なのですが、実際に1年間鼻水が一回もでない人はなかなかいません。

では、考え方をかえて、鼻水がでても鼻で呼吸ができるからだづくりをしていくことをやってみるのはどうでしょうか。「そんな方法あるわけがない!!」と思うかもしれませんが、実は姿勢を正すと、鼻水がでても鼻で呼吸ができるようになります。

これは「マルケンBANBAN」といって正しい姿勢を再現する器具なのですが、
この装置にのった鼻水に困っている大人や子供の大半が鼻で呼吸ができるようになったのです。これはマジックでもなんでもなく、正しい姿勢をすることで鼻の奥の空間が正常にもどり鼻水が来たとしても、息ができる空間が少しはできるので完全には詰まらなくなるのです。

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ほかにも「ブッテイコ体操」という鼻水対策のトレーニングがありますが、これはぜひお子様の矯正治療で実際で体感してみてください。私たちも効果を充分実感できました。

さて、話はもどりますが、口呼吸がクセになっている大人や子供を鼻呼吸させるには、口を閉じてもらうことが必要です。

ただし、ほんの一瞬口をつぐんだり、強い力で短時間とじても、口を閉じる習慣づくりには役に立ちません。

実はお口の周りには口輪筋という筋肉があり、この口輪筋はベータ繊維という繊維から成り立っています。

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筋肉にはアルファせんい(速筋)とベータせんい(遅筋)があり、簡単に説明すると、アルファせんいはヒラメのような白身の筋肉、ベータせんいはマグロのような赤身の筋肉です。ヒラメのような白身魚は、普段はじっと動くことがすくないのですが、外敵などがきたときはさっと瞬発力を発揮し移動します、しかし長くはもちません。一方マグロのような赤身魚は瞬発力のような力はありませんが長時間泳ぎ続けることが可能です。50メートル走の白身、マラソンの赤身といったところでしょうか。

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そして口輪筋はベータ繊維という持久力の筋肉なので、さっと閉じてもあまり鍛えられることがないので、会話などでは鍛えるのは厳しいのです。そのため、力をかけなくても口を閉じ続けるという行為こそが口輪筋を鍛えることにつながり、唇が閉じることにつながります。

これを機に一生懸命口を閉じよう閉じようとむやみに頑張るより、すこし力を抜いてみてはいかがでしょうか?

 
 
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